温かい雰囲気の職場で、仕事も子育ても両立できています。
- 職種:生活相談員
- 所属:東京清風園居宅介護支援事業所
- 2009年入職
- 東京福祉専門学校
- 勤続年数:中途採用・10年以上
福祉を目指したきっかけと入職の決め手
実家が豆腐屋を営んでおり、お客さんの中に目の不自由な方が買いに来てくださり、母に言われて自宅まで送っていました。「ありがとう」の言葉がうれしかったのを覚えています。それがきっかけで人と関わる福祉の仕事を目指しました。
賛育会は、学生時代の実習先の一つでした。働く職員の方のご利用者に対する丁寧な姿勢や対応をみてこの法人で働きたいと思いました。
また、実際に働いてみても働きやすさを感じます。私自身、新卒で入職後、一度賛育会を退職しましたが、働きやすさを考えた際、公休の多さや拘束時間の短さを理由に賛育会に再就職しました。
一度退職しても戻ってくる職員が一定数いるのも、働きやすい環境、そしてそれを受け入れてくれる温かい雰囲気が整っているからこそであると感じます。
キャリアチェンジ後のやりがい
現在は、居宅介護支援事業所でケアマネジャーとして働いています。
介護員とは役割や仕事内容が違うので学ぶべきこと が多く大変なことも多々ありますが、様々な専門職の方とご利用者を支えるチームとして取り組み、それによってご利用者やご家族の支援に活かせることができたときはやりがいを感じます。
担当した方の中に、持病の不安があり家にこもりがちで一人暮らしをされている方がいらっしゃいました。訪問看護や区の見守り配食サービスと連携し体調が安定してくると、外出への意欲が高まりデイサービスの利用が開始されました。
ご自宅に訪問した際にデイサービスで作った作品や新しくできたお友達とのことを楽しそうにお話をされているご様子を拝見すると嬉しくなります。
相談員になり介護の経験が活きている場面
ご利用者との接し方は、介護員としての経験が活きていると思います。
特養の介護員として日勤や夜勤など1日を通して、ご利用者の生活を支援させていただいたので、ご自宅で過ごされている方のお話しを伺う場面では、生活の様子がイメージしやすいです。
また、デイサービスの介護員の時には、自宅で生活をされている高齢者の方の生活の困りごと、ご家族の想いなどを知ることができました。このような経験が、現在のケアマネジャーとしての仕事に活かされています。
子育てへのフォローについて
私は、帰りの時間で時短勤務を取得していました。
保育園にお迎えに行き、帰宅してから小さな子どもをみながら家事を行うので少しでも早く帰れることで心に余裕が出来たと思います。
デイサービスでは、時短勤務を取得していませんでしたが、周りの職員も子育てへの理解があり勤務の調整など対応をしてくださいました。そのような温かい職場の雰囲気もあり、仕事と家庭を今も両立できていると思います。