東京都地域周産期母子医療センター ・ 東京都指定二次救急医療機関(内科系・外科系・小児科)

社会福祉法人 賛育会 賛育会病院

文字サイズ

賛育会憲章

診療・入院03-3622-9191

医療機関・連携03-5619-1555

〒130-0012 東京都墨田区太平3-20-2

ホーム > 病院について > 広報誌 > 1.2のさんいくかい > 1.2のさんいくかい 189号

病院について

1.2のさんいくかい 189号

私たちは「隣人愛」の精神に基づいた医療・保健活動を行い地域社会に貢献します。


第33回健康講座を開催しました

2月16日(土)午後2時より、賛育会病院外来棟西館1階ぽぽんたルームにて、「第33回健康講座」を開催しました。
第1部は、藤井耳鼻咽喉科管理医長の「花粉症」、臨床検査科田中臨床検査技師の「アレルギーの基礎知識」、たちばな高齢者支援総合センター瀬山氏の「今から考えよう!将来のこと」の3つの講座です。
藤井耳鼻咽喉科管理医長の講義では、
・花粉症は日本の人口の約30%が罹患している国民病で、患者数は毎年増加傾向にあり、発症年齢も低年齢化している。
・2013年の東京都スギ・ヒノキ花粉飛散数は、例年の約1.7倍の飛散量の予測となっている。
・花粉の多く飛ぶ日は、

  1. 最高気温が高めの日
  2. 雨上がりの翌日で天気がよい日
  3. 風が強く晴天で乾燥した日である。

・花粉症の治療としては、

  1. セルフケア(マスクや眼鏡の着用で花粉の吸入量を少なくする等)
  2. 薬物療法
  3. 特異的免疫療法(スギ抗原エキスを注射する等)
  4. 外科的治療(レーザーや高周波メスによる鼻粘膜焼灼術等)がある。

といった話が印象に残りました。
田中臨床検査技師の講義では、
・アレルギーとは、免疫反応が過剰に起こることが原因で症状が出ることであり、花粉症はくしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどを主症状とする。
・食物アレルギーは、特定の食品を飲食することが原因でアレルギーが発生する状態であり、年齢により少しずつ原因となる食物が変化していく。
といった話があり、続いてのたちばな高齢者支援総合センター瀬山氏の講義では、
高齢者支援総合センターとは、
・歩けるまでに回復したが、外で出歩くのは不安である。
・子供と同居しているが、認知症となった場合に、老人ホームに入れるのか?
・・・といったことの相談を受ける所である。
といった話がありました。
第2部では、講座を行ったスタッフ、看護師、管理栄養士によるオープンコーナーを設け、来場された皆様がご自由に相談や血圧測定にご参加し、癒しの豆乳 スープと蓮根甘酒を試食しました。来年も年3回健康講座を開催する予定です。皆様のご来場、お待ちしております (地域連携室 松岡 聡)

▲藤井耳鼻咽喉科管理医長の講座 ▲栄養科の試食コーナー

 

おめでとう 今月の赤ちゃん

 

患者さま満足度調査の結果(入院部門)