耳鼻咽喉科:お子さんへの専門外来・精密検査のご案内

小児難聴・補聴器外来、小児・発達・スピーチ外来の専門外来や、
新生児聴覚スクリーニング検査で要再検となったお子さんへの精密検査を予約制で行っています。

小児難聴・補聴器外来

小児の難聴に対しての聴覚評価、難聴児の原因精査や補聴器のフィッティングを行っています。

対象は新生児期を含む小児が対象です。
聴覚評価は小児難聴専門の言語聴覚士による各種幼児聴力検査を水曜日午後および金曜日午後に行っています。
また精密聴力検査としてABR(聴性脳幹反応)、ASSR(聴性定常誘発反応)などの鎮静を要する聴力検査も実施しています。

難聴と診断された場合には、CT検査やMRI検査などの画像検査、尿検査で先天性サイトメガロウイルス抗体の検査、
血液検査にて保険収載の難聴遺伝子検査などを行い、原因精査を行います。

聴力レベルにより言語の獲得が困難な難聴児につきましては、早期から補聴器装用の試聴を開始し、聴能獲得が可能となる環境を作るとともに、近隣の療育機関との連携をとりながら、聴覚管理およびコミュニケーション訓練ができるように努めています。
聴覚障害については、身体障害者認定も行っています。
身体障害者認定や軽中等度補聴器助成制度などを活用しながら、補聴器装用を行っています。

対象となる方

新生児期を含む小児

診療日

毎週水曜日・金曜日 午後1時~午後3時 〔要予約〕

診療内容

聴覚評価:言語聴覚士による各種幼児聴力検査(COR ・プレイを含む)
精密聴力検査:ABR(聴性脳幹反応)・ASSR(聴性定常誘発反応)などの鎮静を要する検査
その他:DPAE・オージオ・ティンパノメトリーなど

小児・発達・スピーチ外来

難聴が疑われるお子さん、健診などで聴こえの検査を必要とするお子さんが対象の専門外来です。

当院は2020年4月より精密医療検査機関となりました。
新生児期以降の小児から幼児で難聴が疑われるお子さんは、水曜日午後または金曜日午後の「小児・発達・スピーチ外来」へお越しください。

対象となる方

幼児から小児で難聴が疑われるお子さん

診療日

毎週水曜日・金曜日 午後1時~午後3時 〔要予約〕

新生児聴覚スクリーニング検査で要再検となったお子さんへ

要再検となったお子さんへ精密検査を実施しています

当院は2020年4月より精密医療検査機関となりました。
新生児聴覚スクリーニング検査で要再検となったお子さんは、火曜日午前または木曜日午前にお越しください。

対象となる方

新生児聴覚スクリーニング検査で要再検となったお子さん

診療日

毎週火曜日・木曜日 午後1時~午後3時 〔要予約〕

新生児聴覚スクリーニング検査で要再検となったお子さんの受診後の流れ
幼小児の聴力検査について

上記検査のほかに、
ABR(聴性脳幹反応検査)、ASSR(聴性定常誘発反応検査)などの検査があります。
これらの検査は、自然入眠や鎮静剤を使用して検査を行います。

関連リンク

日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会ホームページ(外部リンク)