施設のご紹介
清風園について
社会福祉法人賛育会 清風園は1964年(昭和39年)7月、東京都で2番目の特別養護老人ホームとして開設されました。
小田急線玉川学園駅から徒歩で20分程の丘の上の住宅街にあります。
2001年に改築工事を完了し、現在9事業が利用者様へサービスを提供しています。
先駆けとして
清風園は50年を超える歴史の中で、常に先駆けであることを自覚しながら一歩ずつ進んで参りました。
地域包括ケアシステムの主要な構成要素である「住まい」を提供する「サービス付き高齢者向け住宅」を清林ハイツの跡地に開設するとともに、医療と介護の一体的で柔軟なサービス利用が可能な「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」をも開始いたしました。
今後も地域に密着した介護サービスを展開し、町田市薬師台にある第二清風園と協働して、多職種連携による地域包括ケアシステムの構築に邁進してまいります。
沿革
1960年 (昭和35年) |
5月 | 賛育会常務理事丹羽昇は『賛育会ニュース』紙上で、現在その実現に努力している事業は、高血圧後遺症または老衰で自由に行動できない老人のための「特殊老人ホーム」の建設だと指摘。 |
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9月 | 「特殊老人ホーム」建設用地として東京町田市に約2300坪の土地を購入した旨『賛育会ニュース』で発表される。 | |
1963年 (昭和38年) |
12月 | 地鎮祭挙行。建設工事始まる。当時は未命名。「清風園」という名称は片山哲賛育会理事長により、漢詩の一句 「清風自来」から命名される。 |
1964年 (昭和39年) |
7月 | 東京都で2番目の特別養護老人ホームとして開設される。(認可・都39民保護収第461号)丹羽昇賛育会常務理事が初代園長を兼務。 |
<施設規模> 敷地面積7,194㎡、建物面積延2,061㎡、総工費1億400万円。 |
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7月27日 | お年寄りの入所が始まる。 | |
9月 | 清風園後援会が発足する。 | |
1964年頃の清風園 | ||
1965年 (昭和40年) |
3月 | 全国社会福祉協議会主催の特別養護老人ホーム研究会の会場となり、継続的要治療老人を抱えている特養の現状が披露される。 |
4月 | 東京都知事夫人が慰問される。 | |
9月 | 職員宿舎完成。 | |
1966年 (昭和41年) |
配膳室が完成し、温かい汁物が配膳できるようになる。 | |
1967年 (昭和42年) |
6月 | 在園者の作品集「清風」が再発刊される。 |
6月 | 高松宮ご夫妻がご視察。 | |
9月 | 皇太子ご夫妻(現・天皇皇后両陛下)がご視察。老人福祉週間のこの日、都内10か所の特別養護老人ホームの中から選ばれてのご訪問となる。 | |
12月 | インドネシア婦人の会慰問。 | |
1969年 (昭和44年) |
4月 | 総婦長松本藤枝、勲六等宝冠章の叙勲を受ける。 |
10月 | 施設長丹羽昇、藍綬褒賞の叙勲を受ける。 | |
1970年 (昭和45年) |
10月 | 常陸宮妃殿下がご視察。 |
清風園フィルハーモニー結成。(現在の音楽クラブに発展する) | ||
1971年 (昭和46年) |
10月 | 給食課、栄養改善知事賞受賞。 |
1973年 (昭和48年) |
6月 | 後藤富美子が清風園施設長に就任する。 |
11月 | 隣地に軽費B型老人ホーム清林ハイツが開設される。(認可・都48民福老第402号) | |
1975年 (昭和50年) |
4月 | 医務部長星島四郎兵衛、勲三等瑞宝章の叙勲を受ける。 |
1976年 (昭和51年) |
2月 | 清風園・清林ハイツ労働組合結成。 |
3月 | 中嶋剛常務理事が清風園・清林ハイツ施設長を兼務する。 | |
1977年 (昭和52年) |
3月 | 地域サービス事業(入浴サービス・食事サービス)を、施設独自に始める。 |
1978年 (昭和53年) |
9月 | 日本小型自動車振興会の補助金と、バザーの収益金により、機能回復訓練室を増築する。 |
1979年 (昭和54年) |
6月 | 「清風園だより」を創刊する。 |
1980年 (昭和55年) |
在園者の希望により各階の廊下に冷蔵庫が設置される。 | |
1981年 (昭和56年) |
10月 | 福本洋子、清風園・清林ハイツ施設長に就任。 |
在園者の自発的声により「聖書輪読会」が始まる。(現在の聖書研究会に発展する) | ||
1982年 (昭和57年) |
開閉式給食運搬車を購入し、厨房から配膳室までの、リヤカーによる給食運搬の風景は見られなくなる。 | |
1984年 (昭和59年) |
9月 | 清風園開設20周年記念式典を行う。 |
1986年 (昭和61年) |
相模原メモリアルパークにお墓を作り "愛" と刻む。 | |
4月 | 寮母横山ナツ、勲7等宝冠章の叙勲を受ける。 | |
11月 | 痴呆性老人を対象とした、施設独自のデイ・ホーム事業「ひまわりサロン」を開始する。 | |
1987年 (昭和62年) |
1月 | 鈴木信子、清風園・清林ハイツ施設長に就任。 |
1988年 (昭和63年) |
4月 | 東京都の委託を受け、痴呆性老人短期保護事業(2床)を開始する。 |
7月 | コンピューターの導入により、事務OA化を図る。 | |
12月 | 町田市社会福祉協議会の委託をうけ、「シルバー・デイ・ケア・サービス」を開始する。 | |
1989年 (平成元年) |
2月 | 給食課、栄養改善知事賞受賞。 |
4月 | 町田市の委託をうけ、入浴サービスを開始する。 | |
7月 | 清風園開設25周年記念式典行う。 | |
10月 | 給食課、厚生大臣賞受賞。 | |
スプリンクラー工事完了する。 | ||
1991年 (平成3年) |
4月 | 看護課長武田すぎ子、勲五等瑞宝章の叙勲を受ける。 |
大規模修繕により暖房ボイラー工事を行う。 | ||
7月 | 「清風園だより」が清風園・清林ハイツ・清風園診療所だより「清流」として発行される。 | |
11月 | 東京善意銀行より、いすゞハンディキャブ1台寄贈される。 | |
11月 | 金井町防災会と災害活動応援協定結ぶ。 | |
1993年 (平成5年) |
1月 | 草柳芳江、清風園・清林ハイツ施設長に就任。 |
4月 | 壁新聞「窓」が各月に張り出されるようになる。 | |
1994年 (平成6年) |
1月 | 梶村慎吾、清林ハイツ施設長に就任。 |
4月 | 町田市より高齢者住宅サービスセンター事業と寝たきりショートスティ事業(1床)を受託する。 | |
4月 | 「高齢者在宅サービスセンター清風園」開所式行う。 | |
4月 | 寮母横山静子、勲六等瑞宝章の叙勲を受ける。 | |
車椅子入浴装置が設置され、イスに座ったままの姿勢で入浴可能となる。 | ||
10月 | 島田町子、清風園施設長に就任。 | |
1995年 (平成7年) |
町田再開発事業の一つである「第二清風園」の建設工事事業に協力。 | |
1996年 (平成8年) |
O-157対策冷凍庫設置工事 | |
事業所機関紙「清流」を発刊 | ||
1997年 (平成9年) |
4月 | 梶村慎吾、清風園施設長に就任。 |
4月 | 繁田正人、清林ハイツ施設長に就任。 | |
従来行って来たデイサービス事業B型が4月よりデイサービス事業D型へ移行する。 | ||
1998年 (平成10年) |
清風園増改築計画を国・東京都に計画書を提出。 | |
訪問看護ステーション清風園 12月に開設。 | ||
第二清風園の在宅サービスセンターと合同のプログラムを実施した。(高齢者在宅サービスセンター) | ||
1999年 (平成11年) |
7月 | 清風園増改築工事へ向けて準備を進めた。 |
介護保険の導入に備え、業務の効率化のためパソコン導入を行う。 | ||
1月より清風園在宅サービス事業は一時休止し、2001年4月には新たに高齢者在宅サービスセンター清風園が竣工開設となる。(高齢在宅サービスセンター) | ||
2000年 (平成12年) |
10月 | 第1期工事が完了し、完成部分へ利用者を移動。旧建物の居室部分の取り壊し第2期工事を進め、3月末に終了し竣工。 |
4月 | 介護保険施行に伴い、措置費から介護報酬に移行し、新たに介護保険の請求義務が業務に加わった。 | |
痴呆性高齢者グループホーム丘の家清風と在宅サービスセンター清風園の開設準備を開始。 | ||
介護保険制度による居宅支援事業所が開設された。 | ||
2001年 (平成13年) |
4月 | 梶村慎吾、清林ハイツ施設長に就任。 |
増改築工事が終了し、新しい建物の中で特養ホーム、ショートステイ、デイサービス、グループホーム、診療所、訪問看護ステーションが各サービスを行う。 | ||
2002年 (平成14年) |
4月 | 草柳芳江、清風園・清林ハイツ施設長に就任。 |
訪問看護ステーション清風園パンフレットの改訂版を作成。 | ||
清林ハイツ転換検討委員会が発足し2002年度より新規入所を中止とした。 | ||
2003年 (平成15年) |
11月 | 清林ハイツ創立30周年記念祝膳と利用者懇談会を開催した。 |
2004年 (平成16年) |
7月 | 清風園創立40周年を迎える。 |
10月 | 安田修一、清風園・清林ハイツ施設長に就任。 | |
2005年 (平成17年) |
老朽化した機械浴槽、給食機器を更新するとともに暖房便座等を取り付けた。 | |
全部署にパソコン19台を導入し、業務の効率化を図る。 | ||
2006年 (平成18年) |
訪問看護ステーションとグループホーム「丘の家清風」が医療連携加算を含む連携を開始した。 | |
交通事情を考慮し、訪問用の原付バイクを購入した。 | ||
2007年 (平成19年) |
地域との共存共栄を図るため事業開発プロジェクトチームと人材プロジェクトチームが合同し、「地域連携会議」を発足。 | |
2008年 (平成20年) |
認定訪問看護師がステーション連絡会に定期出席し、市内の訪問看護ステーションとの連携を深めた。 | |
特養・グループホーム、一般浴槽をヒノキ風呂へ改修を行う。 | ||
2009年 (平成21年) |
7月 | 清風園開設45周年記念式典行う。 |
清林ハイツ建物の老朽化により、定員50名から20名に減員。 | ||
2010年 (平成22年) |
高齢者在宅サービスセンター清風園(デイサービス)の定員を25名から27名に増員。 | |
2011年 (平成23年) |
4月 | 遠藤仙子、清風園・清林ハイツ施設長に就任。 |
外国人職員を対象とした日本語教室を開催する。 | ||
グループホーム丘の家清風、開設10周年を迎えマグロ解体ショーを行う。 | ||
2012年 (平成24年) |
10月 | 毎年7月に実施していた「縁日」を「秋祭り」と名称を変更し開催する。 |
屋外監視センサー導入。 | ||
外壁・屋上等建物外観改修を行う。 | ||
2013年 (平成25年) |
4月 | 吉田美香、清風園・清林ハイツ施設長に就任。 |
11月30日 | 清林ハイツ事業廃止となる。 | |
2014年 (平成26年) |
2014年の清風園 | |
7月 | 開設50周年記念式典を行う。 | |
2016年 (平成28年) |
2月 | 清林ハイツ跡地にサービス付き高齢者向け住宅「清風ヒルズ金井」を開設。 |
3月 | 定期巡回随時対応型訪問介護看護「訪問巡回ステーション清風園」を開始。 | |
2019年 (令和元年) |
4月 | 夜間対応型訪問介護「ナイトサポート清風園」を開始。 |
10月 | 木口圭子、清風園施設長に就任。 | |
2020年 (令和2年) |
4月 | ナイトサポート事業を休止。 |
2021年 (令和3年) |
2月 | 「清風ヒルズ金井」開設5周年記念植樹を行う。 |
4月 | ナイトサポート事業を再開。 | |
2024年 (令和6年) |
7月 | 開設60周年記念式典を行う。 |
施設概要
施設名 | 清風園 |
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所在地 | 〒195-0072 東京都町田市金井7丁目17番13号 |
構造・階数 | 鉄筋コンクリート造 地上3階建て 地下1階 |
敷地面積 | 6,378㎡ |
建物面積延 | 5.091㎡ |
事業内容 | 特別養護老人ホーム 清風園 定員110名 短期入所生活介護(併設型) 定員3名 (利用者居室 個室/17,49㎡ 22部屋 多床室/46,20㎡ 22部屋) |
高齢者在宅サービスセンター 定員30名 | |
ヘルパーステーション 清風園 | |
訪問巡回ステーション 清風園 | |
ナイトサポート 清風園 | |
訪問看護ステーション 清風園 | |
丘の家 清風 定員9名 (利用者居室 個室/15,11㎡ 9部屋) |
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清風園診療所 | |
サービス付き高齢者向け住宅 清風ヒルズ金井 (単身向け37室 世帯向け6室) |