地域のこどもたちへの活動
いのちの授業
いのちの大切さを子どもたち一人ひとりへ。
妊娠、出産、育児の過程を教える出前授業を行っています。
賛育会病院:東京都墨田区
賛育会病院では、2000年から地域の小学校において助産師による「いのちの授業」という出前授業を行っています。先生の授業と助産師が行う授業を組み合わせながら「妊娠」「出産」「育児」の過程を子どもたちに教えています。
授業の中では、命の誕生はとても神秘的で奇跡的で尊いということ、砂粒ほどだった受精卵がたった10ヶ月で約3000gの胎児に成長することなど、模型等を使いながらわかりやすく説明します。また毛布を使った胎児体験をすることで、お母さんの力だけでなく胎児が自分の力も使って生まれてくることを体感します。最後に出産場面の音声を聞いてもらい、お母さんや胎児そして周りの方たち皆が頑張ってこの世に生を受けた大事な命であることを伝えます。
この授業を通して子どもたちは『生きているってすごい!』『自分はかけがえのない大切な存在なんだ!』という自己肯定感が高まるだけでなく、自分の命はもちろん友達一人ひとりの命も同様に大切なのだと気づくことができます。これからも地域の子どもたちの笑顔のために活動を継続していきたいと思います。