地域のこどもたちへの活動
いのちの授業
いのちの尊さを未来へつなぐ学び。いのちの大切さを
地域の一人ひとりへ伝える、そんな活動を行っています。
賛育会病院:東京都墨田区
賛育会病院では、2000年より地域の小学校に出向き、助産師による「いのちの授業」を実施しています。授業では、どんな命もかけがえのない存在であること、命が生まれることの神秘と奇跡を、模型や映像を用いてわかりやすく伝えています。
受精卵が10か月かけて赤ちゃんに成長していく過程や、出産時の赤ちゃんの工夫などを紹介するほか、妊婦体験や育児体験も取り入れ、自分の命が大切に育てられてきたことを実感してもらいます。
子どもたちからは「命の誕生は奇跡だと思った」「自分もみんなも大切な存在だと感じた」といった声が多く寄せられ、自己肯定感の向上にもつながっています。
2023年度からは、保育園児や地域住民向けの授業も開始。命が軽んじられる事件が後を絶たない今、自分も他者も「大切にされるべき、たった一つの命」を持っていることを伝えるこの活動は、ますます重要な役割を担っています。これからも命の尊さを伝える活動を続けてまいります。